慶應生のしょごもごブログ

慶應大学2年生。趣味はコーヒーとラテアート、映画。カフェでバイト、政治家の事務所でお手伝いもしている人。

地方に住んでみて思ったこと。あ、バランスの良い人間になりたいな

春休み終盤戦。
東京から福岡の新幹線はなかなか時間がかかる。

 

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窓側の席ではないので、
何かノートに書こうと思ったらペンがない。
しょうがなく、コーヒー豆の知識をぶち込んでいたが眠くなってきたのでひと眠り。

そういえば、加賀市ではブログを書いている人が多かったなあと思い、

ちょっとブログ、
始めてみようかなと思った。

加賀市ではコーヒー、
東京に帰ってもコーヒーフェス、、
バイトでもコーヒー、、、
ちょっと広い目線で自分を見てみようかな。

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大学2年生になるにつれて、
色々考える事がある。

1.今までのように好きなこと、楽しいことをただやっていくのか。
→つまり趣味を極める。コーヒーとか、ラテとか。カフェを作ること。スポーツなど

2.それとも、自分の夢に向かって
聳え立つ大きな壁に突き進むべきなのか。
→つまり政治をもっと。

3.もしくは、学生として大切な学問を極めるべきなのか。
→成績を上げること。留学、、。

と考えがちだか、今年はこう生きたい。

「バランス良く遊ぶ。」
学校の勉強もする。
インターンも頑張る。
バイトもする。
加賀市に遊びにもいく。
カフェもつくる。
そして、遊びもしまくる。


日本以外で初めて生活をした
オーストラリアの1年間。

世界のハイレベルな学生たちの生き方を知った
HLABからの1年間。

この2年は
人生で価値観がもの凄く変わった時期だった。

そして、今回の3週間の
石川県加賀市の旅行は、
またまた価値観がボーンと変わった。
僕にとって、
初めて、所謂「地方」に住む経験だった。

地方というと、こんなイメージがある
出向先。
おしゃれ文化がなさそう。
おじいちゃんやおばあちゃんが住んでいる。

なんとなく、「負け」なイメージさえあった。

しかし、現実は違った。

地方には、
お金儲けをしようと
生きている人がそんなにいない。

加賀市には
「ビジネス」や、
「権威、ステータス」
という言葉を捨て、
「豊かさ、好きなこと」
を選んだ素敵な人たちがたっくさんいた。

自分の好きなこと、
やりたいことを仕事にしながら、
空いている時間で趣味を楽しむ。
もしくは、趣味を仕事にしている。

例えば、
高校生のための塾を始めたある先生は

高学歴で大手に就職したものの、
豊かさとかは何か!?を探しに
奥さんと2人で世界を旅し、
権威やステータスよりも
豊かに生きる方法があることを理解し、
Uターンで故郷に戻り、塾を始めた。

本当に面白い塾で、
面白い大人や大学生がそこにやってきて、
高校生と話し合える場を作っている。

塾は夜からしかないので、
基本的に労働時間は休日以外の夜のみ。
あとは、地域活性化や、
趣味のボード、釣りなどをしている。

自分のやりたいことを仕事にしながら、
東京のように労働時間ギリギリ働く必要はないので、
趣味にもたっくさん時間を使うことができる。

こういう方が、
デザイナーだったり
カフェのオーナー
伝統工芸の職人
農家
養鶏家
レストラン経営者
旅館オーナー
、、、、
たっくさんいる。

 

つまり、こういうことだった。

 

 

海外で仕事をしながら生活するのが

一番幸せな人。

 

都市で仕事をしながら生活するのが

一番幸せな人。

 

地方で仕事をしながら生活するのが

一番幸せな人。

 

人によって幸せだなと感じる場所が違うだけで

都市が勝ち組、

地方は負け組みたいなものは

ただのレッテル貼りにすぎなかった、

ということ。

 

今回の加賀市の旅行では、

一人一人がやりたい方向へ進んでいったら、

加賀市にいた。

そういう人たちに

出会うことが出来たということ。

 

ほお。面白いなあ。

本当に良い経験だった。

初めての感覚だった。


今までの自分は
慶應」というしがらみに
両手両足でへばりつきながら生きていたのかもしれない。

権威やステータスのために、生きるのはやめよう。
好きなことをしながら生きていたい。

そんな風に考えるようになった気がする。

そして、
ある意味
慶應生らしく

学問と遊びを両立することで

どんな高学歴な人にも負けず、
どんな尖ったことをしている経験者にも負けない
バランスの良い人になりたいなと思った。

カフェ作ること、
加賀市に遊びに行くこと、
この2つをまずは頑張ってみる。
楽しみながら、勉強しながら。

バランスよく。